バージョンアップと障害対応パッチ情報です。各対応内容をご確認頂き、適用をお願い致します。

「HGPscanCADシリーズ」2023/09/29

Ver5.10.3 インストールメディア
HGPscanCAD/CADシステム連携オプション をお使いのお客様に、 更新ソフトウェアの提供を行います。
(HGPscanCAD/CADシステム連携オプション5.10.3のインストールメディア送付)

■更新ソフトウェア
 1) 対象製品
  ・HGPscanCAD Ver5.10.3
  ・HGPscanCAD システム連携オプション Ver5.10.3

 2) 提供方法
  インストーラメディア送付

対象となる製品バージョン
HGPscanCAD/CADシステム連携オプション Ver5.1.0 以降
 サポート保守契約期間中のお客様は無償でバージョンアップ可能です。
 ※ご購入日から1年間は無償サポート保守期間です。
 ※サポート保守契約期間が終了している場合、有償でサポート保守契約をご締結いただく必要がございます。
本バージョンアップ版に含まれる変更内容

【2023/09/29 Ver5.10.3 機能追加/障害対応】

 【機能追加】
 1. アマノ社タイムスタンプSDK をv5.01に更新しました。
 2. 外部アプリケーション連携でコントロールファイルにエラーとなるファイルが存在する場合、エラーファイル
  ごとにエラーメッセージを表示するように対応しました。
 3. AutoCAD 2023に対応しました。

 【障害対応】
 1. 特定の高圧縮PDFの画像解像度・カラー階調をカスタムプロパティに付与する時に画像処理エラーになる問題を
  修正しました。
 2. 変換条件CSVを使用してしおり設定を行うジョブで「PDFの開き方を設定する」が設定されていると、1ファイル目
  の変換のみエラーとなる問題を修正しました。
 3. フォルダ振り分けに使用するカスタムプロパティの値がブランク、かつ出力先と同じディレクトリ構成の設定がON
  の場合、エラー時移動先フォルダに移動しない問題を修正しました。
 4. 有効性延長のために、一部のTS付与済データをLTVの設定で変換した際、ダイアログが表示されて処理が進ま
  ない問題を修正しました。
 5. 電子署名とWeb表示用に最適化する設定を併用した場合、変換エラーとなる問題を修正しました。
 6. ダイアログの出るエクセルをLibreOfficeで変換した際、通常はタイムアウトするが、タイミングによってエラーに
  ならず変換が終了しない問題を修正しました。
 7. メール送信機能で、本文に¥¥始まりのパスを指定した場合、先頭の¥がひとつ抜け落ちる問題を修正しました。
 8. QRコード認識結果CSV出力設定内の「□文字列を取得できなかった場合、エラーとする」設定が、再度開くと表示
  されない問題を修正しました。
 9. 一部のマルチページPDFを変換した際、ウォーターマークが付与されないページがある問題を修正しました。
 10. OCR認識処理時に、認識結果文字数が一定数を超えるとエラーとなる問題を修正しました。
 11. コントロールファイル変換時に、しおりに移動先のリンクが含まれていると変換エラーとなる問題を修正しました。
 12. コントロールファイル変換時に、カスタムプロパティ設定を併用すると変換エラーとなることのある問題を修正し
  ました。
 13. XDWファイルのPDF変換時、特定の文字列上に線が表示されてしまう問題を修正しました。
 14. 帳票OCR認識結果と帳票ファイル名が一致した場合に、出力ファイル名に認識結果を反映できない問題を修正
  しました。
 15. PAdES BESを特定の時間で付与した場合に、Acrobat Readerで検証できない問題を修正しました。
 16. モノクロ画像を変換時に、白黒反転してしまうことのある問題を修正しました。
 17. マルチタスク処理に割り当てるプロセッサの数が2以上の場合に、設定した数よりも多いプロセッサ数で動作する
  ことのある問題を修正しました。
 18. 仮想プリンタ経由で特定のフォントを使用したExcelファイルを変換した場合に、太字設定が反映されない問題を
  修正しました。

過去の機能追加/障害対応

<2022/05/13 Ver5.10.2>
 【機能追加】
 1. Windows 11、Windows Server 2022に対応しました。
 2. MS-Office 2021に対応しました。
 3. DocuWorks 9.1に対応しました。
 4. アプリケーションPDFのQRコードを認識して、ファイル分割する機能に対応しました。
 5. 「分割する容量を指定する」設定で、分割条件に10,000KBよりも大きいサイズを指定できるように対応しました。
 6. AutoCAD 2022に対応しました。

 【障害対応】
 1. DocuWorks文書をPDF変換したとき、データに依存してマーカーが透過されない場合があり修正しました。
 2. サブフォルダの名称が監視フォルダ名に部分一致するとき、監視フォルダの閲覧権限を出力フォルダに
  引き継ぐ機能がエラーになる問題を修正しました。
 3. ヘッダ・フッタ・ウォーターマークとして画像を付加する設定について、基準位置が「上・右」である場合に
  正しい位置に付加されない問題を修正しました。
 4. 外部プラグインによるMS-Office文書の並列変換機能で、パスワード付きファイルを変換したとき、
  監視フォルダに変換元ファイルが残る問題を修正しました。
 5. 二重丸(◎)が表に多数出現するページのQRコード認識に、長い処理時間を要する場合があり修正しました。
 6. バーコードの認識結果の文字列を加工してカスタムプロパティに登録するとき、認識結果に「$」の文字が
  含まれている場合に、文字列の加工処理が正しく動作しない問題を修正しました。
 7. プリンタに印刷する監視ジョブに複数ファイルをまとめて同時に投入したとき、一部のファイルが印刷されない
  問題を修正しました。
 8. 文字数が2500を超えるページをOCR認識するとエラーになる問題を修正しました。
 9. 出力ファイルのパスが256バイト以上になり、かつ出力先フォルダにファイルが存在しない場合に、
  その出力フォルダが削除される問題を修正しました。

 <2021/05/14 Ver5.10.0>
 【機能追加】
 1. システム要件を.NET Framework 4.8に変更しました。
 2. ファイル名に使えない文字の置換機能が、半角スペースの指定に対応しました。
 3. 対応するタイムスタンプサービスを追加しました。
  ・サイバーリンクス タイムスタンプサービス
  ・MINDタイムスタンプサービス
 4. カスタムプロパティの値から、フォルダ振り分け・ファイル名付与する機能を追加しました。
 5. 文字コードがUTF-8であるQRコードの認識に対応しました。
 6. 認識結果の先頭からN文字をファイル名に使用する設定を追加しました。
 7. アマノ社タイムスタンプSDK をv4.23に更新しました。
 8. コードワード設定ツールを、ライセンス設定済みのシリアル番号が一覧表示されるように変更しました。
 9. AutoCAD 2020、2021 に対応しました。

 【障害対応】
 1. タイムスタンプ履歴ログの出力先が変更されない問題を修正しました。
 2. 帳票OCRが、特定のファイルで予期せぬエラーとなる問題を修正しました。
 3. OCR認識処理時に、特定のファイルでOCR処理が行わない問題を修正しました。
 4. 外部プラグインによるOffice並列処理で中国語ファイルを変換したとき、監視フォルダに
   変換元ファイルが残る問題を修正しました。
 5. 1000ページ以上のTIFFファイルを分割できない問題を修正しました。
 6. アマノタイムスタンプサービスによるタイムスタンプ(PAdES LTV)でネットワーク接続不良
   によるエラーとなった場合に、リトライされない問題を修正しました。
 7. ファイル名に使えない文字を指定文字で置換する機能において、ブランク(指定なし)
  を指定した場合に、正常に置換できない問題を修正しました。
 8. ログファイルをUTF8に設定し、最新の指定行数のみ保存する設定を行った場合、指定行数以上の
   ログを出力すると文字化けが起こる問題を修正しました。
 9. 画像情報が正しく取得できないアプリケーションPDFをOCR認識した場合、変換エラーとなる
   問題を修正しました。
 10. 白紙除去、分割シートごとに分割する設定を組み合わせた場合、変換エラーとなる問題を修正しました。
 11. LibreOffice6.Xで変換した場合、変換エラーとなる問題を修正しました。
 12. 特定のオープンソースソフトウェアで何度か変更した履歴があるPDFを変換した場合、正しく変換
   できない問題を修正しました。
 13. QRコードの認識機能を設定し、監視ディレクトリにアプリケーションPDF・画像PDFが混在していると
   変換処理が失敗する可能性があり、その問題を修正しました。
 14. 一部のdwgデータ変換する場合、出力されない文字がある問題を修正しました。
 15. プロキシ図形内にハッチングが存在するdwgデータを変換する場合、アプリケーションエラーとなる
   場合がある問題を修正しました。

 【その他】
 ・ソフトウェア使用許諾契約書の内容を一部変更いたしました。
  インストール時に画面に表示されますので内容をご確認ください。

 

製品入手と適用方法
入手方法
メディアで送付 下記内容を弊社お問合わせ窓口までメールの返信にてご連絡下さい。

  • 製品シリアル番号:(25XX で始まるコードです)
  • 貴社名
  • 部署名
  • ご担当者名
  • ご住所
  • お電話番号

メールを送信する → メールを送信する

   
適用方法
STEP
1
check-p-sインストールメディア、ダウンロードファイルの確認
バージョンアップ用メディア「Ver5.10.3」をご用意ください。
STEP
2
check-p-s稼働中の変換サービスおよびアプリケーションの停止
HGPscanの変換サービスまたは、画面起動によるアプリケーションが起動されている場合、サービスの停止または、アプリケーションの終了を行って下さい。

  1. 変換サービスが起動中の場合
    ① [スタート]メニュー → [コントロールパネル] → [管理ツール] → [サービス]を
      選択し、Windowsサービス画面を起動します。
    ② サービスの一覧(名称)より、“HG/PscanServ Service”をマウスで
      右ボタンクリックし、「停止」を選択して、サービスを停止します。
    ※サービス停止後、Windowsサービス画面を終了して下さい。
  2. HGPscanのアプリケーション画面が起動されている場合
    ① アプリケーションが”監視中”の場合、「監視停止」ボタンを押し監視を
      停止して下さい。
    ② 「アプリケーション」メニューより「終了」を選択し、アプリケーションを
      終了します。
STEP
3
check-p-sご使用バージョン(Ver5.X)の変換設定情報のバックアップ
現在、ご使用中のHGPscanの変換設定情報を任意のフォルダにコピーして下さい。
(通常、プログラムのアンインストール後も変換設定情報は保持されますので、同一フォルダに再インストールした際は、同一の設定が引き継がれます。再インストール時にインストール先フォルダを変更された場合や、バージョンアップ作業が完了できず設定が引き継がれなかった場合には、ここでバックアップした変換設定情報より設定を元に戻す事ができます)

  1. インストールフォルダ(C:\Program files (x86)\PscanCAD5)の直下にある以下のファイルおよびフォルダをコピーします。
    ファイルの拡張子が”.INI”, “.TXT”, “.conf”, “.xml”のファイル
    ②config-psv5-xmlフォルダ全て
    ※1. C:\temp などバックアップ用のフォルダを任意に作成して保存します。
    ※2.Ver5.10.0以降のインストールフォルダは[C:\Program files (x86)\PscanServ5]です。

  【注意】
バックアップするファイルは、小文字の拡張子”.ini”,
“.txt”,”.conf”,”.xml”も対象として下さい。

STEP
4
check-p-sご使用バージョン(Ver5.X)のアンインストール
ご使用頂いておりますバージョンのプログラムをアンインストールします。

[スタート]メニュー → [コントロールパネル] → [プログラムの追加と削除] を
選択し、“HGPscaCAD [Ver5.X]“をアンインストール(削除)して下さい。

STEP
5
check-p-sアンインストール後のPC再起動
PCを再起動して下さい。
STEP
6
check-p-s再インストール
  1. .NET Framework4.8インストール
    本製品の動作環境として、.NET Framework4.8が必要となります。
    インストールマニュアルをご参考頂き、.NET Framework4.8をインストールして下さい。
    ※インストールマニュアルは、インストールメディア内に同梱されています。
  2. OSの再起動実施
    .NET4.8インストール後、OSの再起動を実施頂く必要がございます。
  3. Pscan再インストール
    ・バージョンアップCD
     バージョンアップ用メディアをドライブにセットし、再インストールを行なって下さい。
    【注意】
     STEP4のアンインストールを行なわず再インストールを実施した場合、
     インストール中にエラーが発生し、正しくインストールが行なわれません。
     その場合はインストールをキャンセルし、STEP4からやり直して下さい。
STEP
7
check-p-s設定情報の確認
HGPscanの画面でバージョン前の設定が表示されるか確認して下さい。
バージョン前の設定が表示されない場合は、以下STEP8の手順を実施して下さい。
STEP
8
check-p-s旧バージョンの変換設定情報のセットアップ
インストール完了後、STEP3で任意のフォルダにバックアップしておいた変換設定条件のファイルとフォルダをインストールフォルダにコピーして上書きし、PCを再起動して下さい
STEP
9
check-p-s設定情報の再確認
HGPscanServPlusの画面でバージョンアップ前の設定が表示されるか確認して下さい。
バージョンアップ前の設定が表示されない場合は、お手数ですが弊社サポートまでご連絡下さい。
STEP
10
check-p-sバージョンアップ後の動作確認
バージョンアップと変換条件の内容が正しく設定されている事をご確認頂いた後、アプリケーションの動作確認を行って下さい。
動作確認で正常動作を確認できましたら、STEP 3 で取得したバックアップデータを削除して下さい。

●掲載内容に関する技術的なお問合せの窓口

株式会社ハイパーギア カスタマサポート担当
平日 AM10:00~12:00 PM13:00~17:00
E-mail : support@hypergear.com

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