バージョンアップと障害対応パッチ情報です。各対応内容をご確認頂き、適用をお願い致します。

「HGPscanCADシリーズ」2018/05/09

Ver5.7.4 インストールメディア
HGPscanCAD/CAD Pro/CADシステム連携オプション をお使いのお客様に、 更新ソフトウェアの提供を行います。
(HGPscanCAD/CAD Pro/CADシステム連携オプション5.7.4のインストールメディア送付)
対象となる製品バージョン
HGPscanCAD/CAD Pro/CADシステム連携オプション Ver5.1.0 以降
※保守ご契約のお客様、又はご購入頂いてより一年未満のお客様
ご購入後、一年未満は無償保守期間です。
一年経過し、保守にご加入されていないお客様は、保守にご加入頂く事により(有償)、
バージョンアップ可能となります(無償)。
本バージョンアップ版に含まれる変更内容

<Ver5.7.4 機能追加/障害対応>

  1. 【機能追加】
    1.AutoCAD2018に対応しました。
    2.画像の解像度による処理に「380万画素(2322×1638)を超える場合に、
     指定の解像度とみなす」設定を追加しました。
    3.変換に失敗したとき、指定のフォルダにエラーログを出力する機能を追加しました。
    4.変換ログを日付単位で出力する機能を追加しました。
    5.1回の変換処理で処理するファイル数を、制限する機能を追加しました。
    6.同名ファイルの保存設定から「既存ファイルの末尾に最終更新日時を付加する」を
     除去し、特定の設定時に自動的に設定される機能に変更しました。

    ≪重要なお知らせ:アマノタイムスタンプサービス3161をご利用中のお客様へ≫
     弊社製品の「タイムスタンプ付与機能」を、”アマノタイムスタンプサービス3161″で
     ご利用頂いているお客様にご案内申し上げます。
     この度、アマノビジネスソリューションズ株式会社様よりご連絡を頂いておりました
     「タイムスタンプ暗号アルゴリズムの移行」に伴い、製品で使用するアマノタイムス
     タンプライブラリブラリをファイルハッシュアルゴリズムがSHA-2に対応したものに、
     更新しております。
     本バージョンアップの適用後、継続してタイムスタンプ付与機能をご利用頂くには、
     アマノタイムスタンプサービスのライセンスファイルの変更が必要です。
     ライセンスファイルの提供については、アマノビジネスソリューションズ株式会社様
     より別途、詳細のご連絡がございます。
     また、ライセンスファイルを入手後に、設定を変更して頂く必要がございますので、
     設定手順等の詳細は、弊社テクニカルサポートまでお問合せ下さい。

    【機能追加(システム連携オプション版のみ)】
    1.カスタムプロパティが付与されたPDFファイルから、
     任意のカスタムプロパティの項目をCSVファイルに出力する機能を追加しました。
    2.変換対象と同名ファイルをトリガーとする機能を追加しました。
    3.変換ファイルと同名CSVファイルから透かしを読み込み付与する機能を追加しました。
    4.変換ファイルと同名CSVファイルからカスタムプロパティを読み込み付与する機能を追加しました。
    5.変換ファイルと同名CSVファイルのUTF-8形式に対応しました。
    6.出力フォルダ設定で、「監視フォルダのディレクトリ構成に合わせる」を設定時、
     変換元フォルダのアクセス権限を引き継ぐオプションを追加しました。
    7.出力ファイル名に使用する文字に、QR / OCR認識結果を使用する場合、
     変換元ファイル名を先頭に付ける機能を追加しました。
    8.OCR認識結果のフォーマットを指定する機能を追加しました。

    【障害対応】
    1.変換日時指定の設定が正しく反映されない不具合を修正しました。
    2.出力ファイル名設定で「OCR認識結果により文字列」を指定した際に、
     誤認識辞書の設定が初回のみ有効とならない不具合を修正しました。
    3.特定のファイルにて、配布制限PDFの閲覧を許可するURL以外で開くと
     白紙になる不具合を修正しました。
    4.ウォーターマーク設定で「□指定の位置に表示する」チェックをOFFにしているにも関わらず、幅、高さの設定が影響して変換エラーとなる不具合を修正しました。
    5.ウォーターマークに画像を選択し、幅、高さを小数で設定すると変換エラーとなる
     不具合を修正しました。
    6.「印刷時のみウォーターマークを表示する」設定時に縦横、画像・アプリ混在PDF
     で、透かしが付与されないページが発生する不具合を修正しました。
    7.ファイル結合時、後続のファイルの変換が変換処理されなくなる不具合を修正しました。
    8.透かし除去機能と自動正立機能を併用してOCR認識する場合、
     自動正立機能が有効にならない不具合を修正しました。
    9.MS-Officeの機能で変換する指定でも、hgctrl指示の場合、仮想プリンタ経由で
     変換される不具合を修正しました。
    10.Office並列変換外部プラグイン使用時、PowerPointファイルを連続で変換すると
      処理が停止する不具合を修正しました。
    11.32,768ページ(以上)のMS-OfficeファイルをPDF変換した場合、先頭ページのみが
      変換される不具合を修正しました。
    12.特定のグラフデータのあるWORDファイルを変換すると、
      目盛(数値)の部分が出力されない不具合を修正しました。
    13.罫線の太さを1pxなど細めに設定したhtml文書を変換した場合、PDF変換後罫線が
      表示されない不具合を修正しました。
    14.BizSearchの検索インデックス作成で、エラーになるPDFデータがある不具合を修
      正しました。
    15.タイムスタンプ付与設定にて、「タイムスタンプをPDFとは別のファイルに
      保存する」を指定時にプロキシの設定を有効にすると、変換エラーとなる
      不具合を修正しました。
    16.BES変換のときにプロキシサーバを使用するとエラーとなる不具合を
      修正しました。
    17.Ver5.7.1へバージョンアップ後、アマノの不可視タイムスタンプ(非PAdES)が
      付与できない不具合を修正しました。
    18.エリアOCR認識結果をCSV出力する際、空白が出力されない不具合を修正しました。
    19.出力ファイル名指定で「帳票のOCR認識による文字列」を指定した際に、
      誤認識辞書の設定が反映されない不具合を修正しました。
    20.帳票認識結果によるOCRエリア設定について、設定保存後にエリアごとに
      文字種別の指定が変わってしまう不具合を修正しました。
    21.帳票OCRを指定し正常動作しているジョブを再保存すると、
      ページ全体にOCRが掛ってしまう不具合を修正しました。
    22.TCPDFで変換したPDFをファイル添付の設定で変換した際、
      変換エラーとなる不具合を修正しました。

過去の機能追加/障害対応

 <2017/07/24 Ver5.7.1>
 1. Windows Server 2016に対応しました。
 2. アマノ社タイムスタンプライブラリ(SDK) を、Ver3.70に更新しました。
 3. アマノ社タイムスタンプサービスプランの定額制の1秒、30秒に対応しました。
 4. タイムスタンプサービスに設定にテラダタイムスタンプサービスを追加しました。
   ※プランは、従量制と定額制の1秒、5秒、10秒、20秒、30秒に対応しています。
 5. タイムスタンプ付与と同時にタイムスタンプトークンをエクスポートする機能を
   追加しました。
   エクスポート対象:1) 標準印影付きタイムスタンプ(アマノ社のみ)
           2) PAdES BES, PAdES LTV (PAdESオプション[有償]利用時のみ)
 6. タイムスタンプ文書のハッシュ計算についてSHA512に対応しました。
 7. タイムスタンプ有効期間の延長機能を追加しました。
 8. タイムスタンプ付与数の上限を設定する機能を追加しました。
 9. タイムスタンプを付与においてタイムスタンプ付与履歴DBを設け、同じファイルに
   複数回付与しないチェック機能を追加しました。
   ※タイムスタンプ付与履歴DBは、「ProgramData」配下で管理されます。
 10.バインダPDFへの、PAdES付与に対応しました。
 11.PAdESオプション(有償)の利用時に、並列的にタイムスタンプを付与する機能を追加
  しました。(対象:PAdES LTV形式のみ)
 12.同名ファイルの保存設定に「既存ファイルの末尾に最終更新日時を付加する」を
  追加しました。
 13.ログファイルのメッセージに変換開始日時を追加しました。
 14.ダウンロード禁止URLを最大20個 に拡張しました。
 15.LibreOfficeによるMS-Office文書変換に対応しました。
 16.出力ディレクトリ名の設定に、日時についてマクロ文字列を使用できる機能を追加
  しました。(システム連携オプション版)
 17.リストファイルによる変換指示に対応しました。(システム連携オプション版)
 18. LibreOfficeを利用したPDF変換がエラーとなる不具合を修正しました。
 19. CRLファイルのダウンロード後の検証に失敗した場合、リトライするように修正しま
    した。
 20. グレースケールのXDWファイルを変換すると、白黒で出力されてしまう不具合を修正
   しました。
 21. 外部参照ファイルを参照しているDWGデータの変換で、外部参照指定をしない場合、
   変換エンジンがエラー停止する不具合を修正しました。
 22. ポリラインで作成された雲マークを入れると、異常なPDFが作成される不具合を
   修正しました。
 23. 一部のアクセント付き文字が文字化けする不具合を修正しました。
 24. 一部の外国語マルチテキストで文字化け、または改行位置がずれる不具合を、
   修正しました。
 25. dwgデータ変換時、“\”を含む文字列が正しく変換されない不具合を修正しました。
 
 <2017/06/07 Ver5.7.0>
 1. ページ上限設定数を超えるEMFデータのPDF変換時に、エラーとして強制終了するよう
   に修正しました。
 2. 外部アプリの実行条件が変換元ファイルの場合に、外部アプリケーション連携の
   チェックをはずしても外部アプリが起動される不具合を修正しました。
 3. QRコード認識でエラーが発生した場合に、ダイアログが表示される不具合を修正
   しました。
 4. ファイル分割とタイムスタンプ付与を同一ジョブに設定にすると、PDF変換時に変換
   エラーとなる不具合を修正しました。
 5. 変換対象ファイルが他のプロセスによってロックされていた場合に、エラーが出る
   不具合を修正しました。
 6. 付箋が付いたxdwファイルをしおりにする設定をしても、同時にウォーターマークを
   付与するとしおりが付与されない不具合を修正しました。
 7. 変換履歴ファイルがない場合に、一度変換したファイルを再度変換してしまう
   不具合を修正しました。
 8. コマンド変換実行時に-configを指定すると、変換中に予期せぬエラーが発生する
   不具合を修正しました。(システム連携オプション版)

 <2017/02/10 Ver5.6.7b>
 1. SEIKO タイムスタンプサービスを利用する機能で、プロキシサーバを利用する
設定が反映されない問題を修正しています

 <2017/01/23 Ver5.6.7a>
 1. タイムスタンプ付与履歴を記録する処理が、環境によっては時間を要する可能性が
   あり、その問題を修正しています。

 

製品入手と適用方法
入手方法
メディアで送付 下記内容を弊社お問合わせ窓口までメールの返信にてご連絡下さい。

  • 製品シリアル番号:(25XX で始まるコードです)
  • 貴社名
  • 部署名
  • ご担当者名
  • ご住所
  • お電話番号

メールを送信する → メールを送信する

   
適用方法
※以下、Ver5.X以降からのアップデート手順です。Ver4.Xからの設定移行時は、インストーラに同梱している「移行ガイド」「インストールマニュアル」をご参照下さい。
STEP
check-p-sインストールメディア、ダウンロードファイルの確認
バージョンアップ用CD「Ver5.7.4」をご用意頂くか、ダウンロードしたファイルを解凍して下さい。
STEP
check-p-s稼働中の変換サービスおよびアプリケーションの停止
HGPscanの変換サービスまたは、画面起動によるアプリケーションが起動されている場合、サービスの停止または、アプリケーションの終了を行って下さい。

  1. 変換サービスが起動中の場合
    ① [スタート]メニュー → [コントロールパネル] → [管理ツール] → [サービス]を
      選択し、Windowsサービス画面を起動します。
    ② サービスの一覧(名称)より、“HG/PscanServ Service”をマウスで
      右ボタンクリックし、「停止」を選択して、サービスを停止します。
    ※サービス停止後、Windowsサービス画面を終了して下さい。
  2. HGPscanのアプリケーション画面が起動されている場合
    ① アプリケーションが”監視中”の場合、「監視停止」ボタンを押し監視を
      停止して下さい。
    ② 「アプリケーション」メニューより「終了」を選択し、アプリケーションを
      終了します。
STEP
check-p-sご使用バージョン(Ver5.X)の変換設定情報のバックアップ
現在、ご使用中のHGPscanの変換設定情報を任意のフォルダにコピーして下さい。
(通常、プログラムのアンインストール後も変換設定情報は保持されますので、同一フォルダに再インストールした際は、同一の設定が引き継がれます。再インストール時にインストール先フォルダを変更された場合や、バージョンアップ作業が完了できず設定が引き継がれなかった場合には、ここでバックアップした変換設定情報より設定を元に戻す事ができます)

  1. インストールフォルダ(C:\Program files\PscanCAD5)の直下にある以下のファイルおよびフォルダをコピーします。
    ファイルの拡張子が”.INI”, “.TXT”, “.conf”のファイル
    ②config-psv5-xmlフォルダ全て
    ※ C:\temp などバックアップ用のフォルダを任意に作成して保存します。

  【注意】
バックアップするファイルは、小文字の拡張子”.ini”,
“.txt”, “.conf”も対象として下さい。

STEP
check-p-sご使用バージョン(Ver5.X)のアンインストール
ご使用頂いておりますバージョンのプログラムをアンインストールします。

[スタート]メニュー → [コントロールパネル] → [プログラムの追加と削除] を
選択し、“HGPscaCAD [Ver5.X]“をアンインストール(削除)して下さい。

STEP
check-p-sアンインストール後のPC再起動
PCを再起動して下さい。
STEP
check-p-s再インストール
HGPscanの変換サービスまたは、画面起動によるアプリケーションが起動されている場合、サービスの停止または、アプリケーションの終了を行って下さい。

  1. バージョンアップCD
    バージョンアップ用CDをドライブにセットし、再インストールを行なって下さい。
    ※インストールマニュアルは、CDに同梱されています。
    【注意】
    STEP4のアンインストールを行なわず再インストールを実施した場合、
    インストール中に
    エラーが発生し、正しくインストールが行なわれません。
    その場合はインストールをキャンセルし、STEP4からやり直して下さい。
  2. ダウンロード
    解凍したインストーラより再インストールを行って下さい。
STEP
check-p-sバージョンアップ完了後のPC再起動
PCを再起動して下さい。
STEP
check-p-s設定情報の確認
HGPscanの画面でバージョン前の設定が表示されるか確認して下さい。
バージョン前の設定が表示されない場合は、以下STEP9の手順を実施して下さい。
STEP
check-p-s旧バージョンの変換設定情報のセットアップ
インストール完了後、STEP3で任意のフォルダにバックアップしておいた変換設定条件のファイルとフォルダをインストールフォルダにコピーして上書きし、PCを再起動して下さい
STEP
10
check-p-s設定情報の再確認
HGPscanServPlusの画面でバージョンアップ前の設定が表示されるか確認して下さい。
バージョンアップ前の設定が表示されない場合は、お手数ですが弊社サポートまでご連絡下さい。
STEP
11
check-p-sバージョンアップ後の動作確認
バージョンアップと変換条件の内容が正しく設定されている事をご確認頂いた後、アプリケーションの動作確認を行って下さい。
動作確認で正常動作を確認できましたら、手順3.で取得したバックアップデータを削除して下さい。

●本修正パッチに関する技術的なお問合せの窓

株式会社ハイパーギア カスタマサポート担当
平日 10:00~12:00、13:00~17:00
E-mail : support@hypergear.com

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