【対象バージョン】
HGSEALED for Web Ver.4.2.0.0以降
【内容】
- 運用前に必ず事前検証してください。
- リモートデスクトップ接続した仮想環境で保護ページが表示されていても、表示されていなくても、接続元のクライアントPCで画面キャプチャソフトを起動すると、仮想環境のウインドウが画面キャプチャから保護されます。
- リモートデスクトップ接続している仮想環境のうち、HGSEALED for Web が稼働している仮想環境が1つでも存在する場合は、HGSEALED for Webが稼働していない仮想環境のウインドウも含め、すべての仮想環境のウインドウが画面キャプチャ保護の対象となります。
- 動作環境欄に記載されている仮想環境にリモートデスクトップ接続する利用方法に対応しています。
《対応範囲外の利用方法例》- Hyper-V マネージャーなどの管理コンソールによる仮想環境の利用
- Windows RemoteApp, Horizon App, XenApp などのアプリケーションウィンドウ単位の仮想化
- VMware vSphere Client など、動作環境として対応していないソフトウェアによるリモートデスクトップ接続
- 接続元クライアントにHGSEALED for Webがインストールされていなくても、仮想環境内で保護ページの表示を許可する例外指定機能(IPアドレスで指定)は、VMware Horizon View でのみ利用可能です。
- 保護ページの表示を許可するクライアントPCや、HGSEALED for Web 無しでも保護ページの表示を許可するクライアントPCのIPアドレスの範囲設定をする場合はIPv4で接続されている必要があります。(IPv6では範囲設定できません)
- 保護ページの表示を許可するクライアントPCや、HGSEALED for Web 無しでも保護ページの表示を許可するクライアントPCのIPアドレスは、接続先のPCから見た場合のIPアドレスを設定する必要があるため、ルーターなどが経路上に存在する場合は、そのルーターのIPアドレスを設定する必要があります。
- 保護ページの表示を許可するクライアントPCや、HGSEALED for Web 無しでも保護ページの表示を許可するクライアントPCのIPアドレスが指定されている保護ページが1つでも表示されていれば、その設定は保護ページを表示しているPC全体に適用されます。
- 保護ページの表示を許可するクライアントPCや、HGSEALED for Web 無しでも保護ページの表示を許可するクライアントPCのIPアドレスが指定できる機能は、接続元から接続先にIPアドレスが送信される場合にのみ使用できます(例:iOS版リモートデスクトップクライアントは非対応)。
- HGSEALED for WebのPARAMタグの指定にてリモートアクセスを許可するように設定しても、許可されるのはInternet Explorer 上の保護ページだけで、仮想環境のクライアントソフトウェアのウインドウは保護対象になります。
- 仮想環境のクライアントソフトウェアは接続後一定時間保護状態になります。接続先のHGSEALED for Webから一定時間通信が無い場合のみ保護が解除されます。接続先にHGSEALED for Web が存在すれば保護状態が継続します。
- HGSEALED for Web Ver.4.2.2.0以降であれば、この仮想環境対応機能を無効化することが可能です。
接続元にて仮想環境対応を無効化したい場合、Active Directory にリモート接続の保護を無効化するためのグループ ”RemoteProtectDisableHGSFWB”を作成し、対象ユーザを追加してください。