紙のブログ#09 製品力から提案力へ 2008/07 SD誌広告記事

紙のブログ #9
●製品力から提案力へ
最近,非常に注目しているオープンソースにAlfrescoというのがあります.
ECM(Enterprise Contents Management)という分野のソフトで,電子文書を扱っている当社としてはたいへん関心の深いものです.
ワードやエクセル,あるいはスキャンから作成されたPDFなどの電子文書の管理に,文書管理システムはよく提案されますが,課題も多く,ほとんどの企業ユーザは,まだ共有のファイルサーバで保管しているのが現状です.しかも本来これらは,部門で管理するものではなく,会社全体で共有すべきものであり,版管理や複数の人による同時更新にも耐えるものでなければなりません.それには,ECMという数千万から数億円かかってしまうクラスの機能が必要です.これは医薬品業界や航空機産業などでしか利用されていません.これをオープンソースで提供しようというのですから,おもしろそうです.
しかし,このECMは素人に扱えるものではないので,無償で手に入っても誰がどう使うのだろうと思っていました.その答えをAlfrescoの最近のリリースで見つけました.ECMを仮想ファイルサーバとして,ユーザからは共有ディスクにしか見えないようにし,そこで版管理や記録管理,ワークフローなどを実装できる仕組みを用意するのです.具体的には,イベントをキャッチして,後のアプリケーションを駆動するのです.これならユーザはファイルサーバを使っているくらいにしか感じません.これは製品力というより,どう技術を使っていくのかというユーザへの提案力です.当社もぜひ見習いたいと思います.
コメントはhigeho@hypergear.comまで.
次回は「パッケージソフトの将来」
全文検索 + セキュリティ= ?
Alfrescoほどの提案ではありませんが,大量の企業内のワードなどの文書管理を文書管理システムを導入するのではなく,強力な全文検索ポータルシステムとファイルサーバ,それに企業に不可欠なセキュリティオプションで解決します.住友電工情報システムさまのQuickSolution Portalとの連携です.詳しくはHPで.
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技術評論社「Software Design」2008年7月号21Pに、
ハイパーギアの広告が掲載されました。


